"お家での練習、楽しめるまでの過程"パートⅢ

パートⅢ
パートⅢ
"お家での練習、楽しめるまでの過程"パートⅢ
パートⅠより、長きに渡り私の思いをお話してきました。
なんだ、ヴァイオリンって難しいんだ…と思った方、確かにヴァイオリンは難しいです。
しかし、毎日少しでも練習すれば出来ていく過程が面白い程沢山あり、生涯長く楽しく弾く事が出来ます。
さて、第一段階、第二段階と説明してきましたが、いよいよ第三段階です。この先もありますが、とりあえず第三段階までにしておきます。
第三段階▶︎▷
基礎的な技術を身につけた上で、音楽性をに気を付けて曲を弾く事ができる。弓を持つ右手で自由な音楽表現を身に付ける。これが私の考える第三段階です。
ここまできて、ようやく第一第二段階とは違ったヴァイオリンを弾く事に対しての面白さを、知ることが出来ます!ここまで来ることが出来た方が見える世界があります。これは決してプロになるための段階ではありません。(プロになるには最初から多くのストイックな練習が必要です)
私はここからが本来のヴァイオリンを演奏する事のスタートだと思っています。ここまできたら無限に楽しく新しい世界が待っています。
では本題に戻しましょう。↓↓↓
パートⅠでお話した生徒さんや親御さんのお声です。
「ヴァイオリンは趣味でやりたいです」
「プロになる気はないので、そこそこできれば大丈夫です」
「本気でやる訳じゃないから本人が辞めたいなら辞めればいい」
「楽しく弾いてくれたら良いです」
ここまで見ていただいた皆様にはもうお分かり頂けたでしょうか。
趣味でやるにも、プロになるわけでもない方も、楽しく弾く事を目標にされている方も、共通です。
ヴァイオリンを弾く事は、時間は少なくとも"毎日の練習を通して、段階を踏めば"着実に楽しく弾く事が出来ます。つまり逆をいえば段階を踏まなかったり、レッスンの日だけ弾いて上手になる事は出来ません。それはご本人もヴァイオリンを続けることや練習が苦しくなってしまうからです。
趣味で弾きたいからこそ、楽しく弾きたいからこそ、基礎が大事で、毎日の練習が大事だと言うことです。
長文になりましたが、私の想いは伝わりましたでしょうか。誤解しないで頂きたいのは、人によってヴァイオリン弾く目標はそれぞれ違います。必ずしも段階を踏んで欲しい訳ではありません。皆さんのペースでやって欲しいと思っています。
今回は頂いたお声に私なりに考えをお答えさせていただきました。
勿論、皆様お忙しい中、時間を作って練習をされていると思います。毎日出来なくても構いません。是非楽しいヴァイオリンライフを送って頂きたいという思いからです。
これからヴァイオリンを始めようとしている方にもこれらの想いを知って頂けたら幸いです。
次は、どのように練習をしたら良いのか、毎日の練習を続けるコツについて、少しお話したいと思います。
♪ゆり音楽教室♪