"お家での練習、楽しめるまでの過程"パートⅡ

パートⅡ
パートⅡ
"お家での練習、楽しめるまでの過程"パートⅡ
さて前回に引き続き、練習の意味、楽しめるまでを私なりにお話しています。
まず一つ目は楽譜が読めて、綺麗な姿勢、フォームを身に付けるが第一段階でしたね。
第二段階▶︎▷
正しい音程とリズム、正しい姿勢とフォームで弾く、初歩的な曲が弾ける。これが第二段階かと思います。
ここで繰り返し音階の練習をし、スムーズに曲が弾けるようになるために第一段階で頑張った成果を実践していきます。
ここで大変なのは第一段階で習った技術を実践しながら、楽譜を読んだり、リズムを取ったり、正しいフォームで弾く。つまり!同時で多くの事を頭で考えて、新たに技術を修得していく必要があります。
難しい…!と思われるかもしれませんが、第一段階でしっかりと身に付けておくと第二段階はスムーズに進むことが出来ます。
ここで一つ言わなければならないのが、第一段階も第二段階もずっと修得し続けなれば第三段階には進めないということです。
実は私ども講師も第一段階、第二段階である弓の持ち方、姿勢、フォーム、音程というのは今でも毎日気を付けて練習をしています。
何故ならば、そこを疎かにすると美しく曲を弾くことは出来ないからです。これは何十年と弾いていても一週間も経てば勝手に癖が付くからです。
つまり、独学でのヴァイオリン、そして練習を怠ると上達が難しいのはこの理由です。
プロでこそ、自分の癖に気づく事ができますが、始めの頃は自分の癖や間違った所は気付く事が難しく、直さなければ間違った弾き方で練習を続けてしまうことになります。
したがって、お家で試行錯誤しながら練習をし、レッスンで修正するという事が最も大事な事なのです。
長い説明になりましたが、申し上げたいことは皆様はもうお分かりですね。楽しく弾けるようになるまでには、お家での練習、そしてレッスンを受けるというのがとても大事なことです。
次回はいよいよ、 最初のお話であった生徒さん、親御さんの言葉の答えについて考えていきましょう。

♪ゆり音楽教室♪